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タイトルスライドをスムーズに センス良く作るには・・・?

  • 執筆者の写真: パワポプロ
    パワポプロ
  • 2018年4月20日
  • 読了時間: 5分

パワーポイントで資料を作成するとき、タイトルスライドをどのようなレイアウトとデザインにするか、たいてい悩みますよね。タイトルスライドは普通のスライドと役割が異なるため、なんとなく「特別な装飾や工夫をしなければならない」という誤解が多いのではないかと思いますが、決してそんなことはありません。

実際のプレゼンでは、タイトル画面は数秒でたら次のスライドに移ってしまいます。資料も同様、タイトルをさっと見たら次のページをめくるはずです。

つまり、どれだけこだわってタイトルスライドを作っても、そこに滞在している時間はごくわずかなのです。したがって基本的には、タイトル作成に時間をかけるのは非効率的であり、内容や予行練習に対して時間配分を多くとるべきだと思います。

なので、今回はパワーポイントにおけるタイトルスライドを作成するうえでの基本をお話しします。もちろん、魅力的なタイトルを作れることに越したことはないので、それは別の機会に!

なお、スライドマスタそのものの知識や作業については、これも別の機会に!

「スライドマスタなんて触らない」なんて人も多いかもしれませんが、実はPowerPointのレイアウトはすべてこのスライドマスタが管理しています。通常のビューでは現れない様々な便利機能があふれているほか、効率化や一貫性、柔軟性という観点からも重要な役割を担います。

スライドマスタを使えるとPowerPointの便利さが格段に上がりますので、覚えると便利ですよ。


スライドマスタとは、テーマを作成するための機能

スライドマスタの最終的な目的は、オリジナルのテーマを作成するところにあります。

デザインリボンを展開すると、テーマの一覧が現れます。マウスをサムネイルの上に乗せるとスライドの見た目が変化すると思いますが、この一つひとつがテーマです。テーマは主に次の要素から構成されています。


テーマのフォント、色については別の機会に!

ここでは、スライドマスタとレイアウトについて解説を進めていきます。


「レイアウト」とは何かを理解しよう

「レイアウト」という機能は、スライドのレイアウトを定義するための機能です。どうやって使うかがわかると、全貌がわかりやすいと思いますので、まずは使い方を見てみましょう。

スライドの上で右クリックをすると、[レイアウト]という項目があると思いますので、その上にマウスを乗せてみます。すると、そのテーマに含まれている「レイアウト」の一覧が表示されます。

一覧の中から、適当に一つ「レイアウト」を選んでみましょう。

すると、スライドの見た目が変化します。テキストは未入力ですが、そのほかのレイアウトや見出しのデザインなどは設定済みであることがわかります。あとは必要なテキストを入力するだけで、スライドは完成します。

とても簡単ですね! ほかにも同じようなレイアウトのスライドが必要になったら、またこの「レイアウト」をスライドに適用して、内容を入力するだけ完成です。


「レイアウト」を利用するメリット

レイアウトを利用すると、次のようなメリットが得られます。

  • 作業の効率を上げる

  • スライドの一貫性を保つ

  • スライドレイアウトの柔軟性を上げる

作業の効率を上げる・・・。

同じようなレイアウトのスライドが複数必要なとき、皆さんはどのようにして作成していますか? 前に出てきたスライドをコピーして貼り付け、テキストや画像を消して……といったやり方が一般的かもしれません。というか僕も覚えたての頃はそうしていました。

しかし、「レイアウト」で先にレイアウトを決めておけば、スライドに「レイアウト」を適用するだけで簡単に同じレイアウトのスライドを作り出すことができます。

また、別のパワーポイント資料で同じようなレイアウトのスライドが必要になったときも、「レイアウト」の中身をコピーして調整するだけですぐに作成することができます。

このように、一度「レイアウト」を作っておけば、同一資料内で同じレイアウトのスライドを量産できるだけでなく、複数の資料間で同じようなスライドを作成する時間を大幅に短縮することもできるようになります。様々な設定やテキストの配置を一から作成する必要がなくなるわけですね!

レイアウトを「レイアウト」で定義しておけば、まったく同じルールを適用したスライドをいくつでも作れるので、確実な一貫性が保証されます。

特に、スライドの枚数が増えるにしたがって一貫性の破たんは起きやすくなりますので、この「レイアウト」機能が効力を発揮します。


スライドの一貫性を保つ

レイアウトを「レイアウト」で定義しておけば、まったく同じルールを適用したスライドをいくつでも作れるので、確実な一貫性が保証されます。

特に、スライドの枚数が増えるにしたがって一貫性の破たんは起きやすくなりますので、この「レイアウト」機能が効力を発揮します。

たとえば、たくさんのスライドを作成した後に、やっぱり見出しのデザインを変えたいとか、位置を調整したいなどといった修正が必要になったとします。

スライドをコピーして量産している場合、全スライドに対して同じ修正をしなければならなくなります。これは本当に面倒で骨の折れる作業ですので、やる気が起きませんよね……。

しかし、レイアウトを「レイアウト」で作成しておけば、スライドに設定されている「レイアウト」を修正するだけで、すべてのスライドに修正を適用することができるようになります。


ちょっとややこしかったですかね? 


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