パワポのプレゼン
- パワポプロ
- 2018年4月30日
- 読了時間: 3分
何でもできちゃう、PowerPoint! その反面、世の中にはパワポ嫌いなビジネスパーソンが実に多いのも事実です。PCを使う一般的な会社員の半分以上は苦手意識を持っているのでは・・・。
どんな使い方をしているかは千差万別です。
・配布資料として
・スライドショーで講演の補足説明として
・社内プロジェクト会議の説明に
・クライアントへのプレゼンテーションをアニメや動画入りスライドショーで
・自衛隊の日報に(おっとこれはブラックジョークでした!) etc.
失敗しないための基本テク(ルール)を確認しておきましょう。
配布資料が、プレゼン中に勝手に先を読まれてしまう
複数の相手へのプレゼンや説明では聞いていない人が確実にいます。 プレゼンテーション開始早々に説明とは違うページを覗かれてしまったり、 終始見積もりページだけを眺めている人がいたり、最終提案物・表現やクリエイティブを先に見られてしまうということが必ず起こります。 わかりやすく組み立てたはずの提案の流れは崩れさり、結果、伝えたいことが伝わらない。 紙の企画書は配布した瞬間に相手の所有物となり、コントロール不能になります。
相手が1人2人なら、プレゼン説明と合わせて1枚1枚資料を渡しながら進めるという面倒な手段もなくなないですが・・・。いずれにしろ、企画書を配布するのは、聞き手が少人数の場合に限定した上で、「では次の頁をご覧ください」等、コントロールしながら管理する方法が無難でしょう。
配布資料の細かい内容のまま、読めないスライドショー
投影されたプロジェクターのスライドショーは細かい文字は読めません。当然、配布資料に目が移り、プレゼンターを見ません。だからと言って、紙の企画書を配布せず、そのままプロジェクターで投影したらどうでしょう?内容が見えずにプレゼンターの声だけが頼りのプレゼンになります。残念ながら、紙の企画書はプリントアウトすることを前提にレイアウトされているので、文字が小さすぎてほとんど読めません。聞き手はプレゼンターが、どの部分を説明しているのかもわからなくなります。
退屈な、目にも頭にも入らないプレゼンになってしまいます。(実は結構多いのが現実)そういうプレに遭遇したら寝るしかありませんよね。配布資料とスライドショーの内容は替えるべきです。
3.「シンプルなスライド」を「プロジェクター」でプレゼンした場合
資料からの情報量が少ない=プレゼンターの技量次第
キャッチフレーズやワンフレーズテキストと、象徴的なイメージ画像で構成するシンプルで印象的な内容に徹したなスライドショーを実施するスマートプレゼンが現在は主流です。聞き手はプレゼンターの話を聞かないとスライドの意味すら分かりません。プレゼンターのトークに集中します。 これは、ひとつの確立したプレゼンテクニックです。プレゼンの達人たちはこのスタイルで聞き手を魅了しています。但し、プレゼンターの話術が巧みで観衆を引き寄せられる場合に限ります。
ここで逆発想してみましょう。
巧みな話術が望めない、あるいは共有するパワポファイルを不特定多数の社員やプレゼンターが使用する場合、パワポ内容の標準化をベースのいながら、動画やアニメの動き、レイアウトデザインの巧みさなど、内容を充実させることによって、プレゼンは成功をおさめます。そのためのパワーポイント制作を念頭に心がけましょう。




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